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お取引データの一部開示漏れについての調査結果に関するお知らせ

お知らせ
2013年03月29日

 弊社では、弊社ウェブサイトに2011年2月17日付け「お知らせ」として掲載した「お取引データの一部開示漏れに関するお知らせ」にてご案内いたしましたとおり、 一部のお取引データが開示漏れとなっていたことを踏まえ、2011年2月に調査チームを発足させ、さらに開示すべきデータが残存していないかどうかについての包括的な調査と原因究明を行ってまいりました。 この度、当該調査が完了いたしましたので、以下のとおり調査結果をお知らせいたします。
調査については、対象を弊社保有の全データとしたため、データ量が膨大となったことなどから、結果として約2年に及ぶ長期間を要することとなり、 お客様及び関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。 今回発見されたデータの取り扱いにつきましては、お客様からのご要望に応じて今後とも誠実に対応してまいります。

  1. 判明した内容
    今般の調査においては、弊社が保有するデータベース及びそのバックアップテープ(以下、「記録媒体」と総称します)を全て徹底的に調査したところ、日常業務に使用していなかった記録媒体に、1993年9月以前のお取引に関する以下のデータが新たに発見されました。なお、今回発見したデータは、2011年2月17日付け「お知らせ」にて公表した発見データに加えて確認されたものです。

    (1) 一部のお客様の1993年9月以前のお取引に係る取引日及び貸付額・入金額のデータ
    (該当のお客様お一人あたり平均約1.8件。なお、2005年7月19日以降に弊社に開示請求をされたお客様のうち、上記データが開示されなかった可能性のあるお客様は最大約4万名です。)

    (2) 一部のお客様の1990年1月から1993年9月までのお取引に関する参考データ
    (上記の期間の一部における取引年月、月次入金金額合計、月次貸付金額合計、利率及び月末債務残高)
  2. 従前発見できなかった原因及び今回発見の経緯等
    今回発見されたデータは、取引履歴を管理・保管している取引履歴データベース以外の記録媒体に保存されたものであったことから、従前の調査では発見できませんでした。
    今回の調査では、外部の弁護士事務所にも参加を依頼したうえで、弊社が保有する全ての記録媒体を調査対象といたしました。このため、調査対象のデータ量が膨大なものとなり、また、このデータには専門家の解析を要するものも数多く含まれていたことから、第三者機関である情報システム会社による解析を実施するなど、慎重に調査を進めてまいりました。その結果、調査の完了に時間を要することとなりました。
  3. 今後の対応
    (1) 発見されたデータの開示
    今回発見された上記1.(1)のデータにつきましては、2013年5月末をめどに、取引履歴のデータベースに組み込む作業を完了させ、お客様より取引履歴のご要望を受けた場合には、新たな取引履歴開示システムを利用し、従前から管理している取引履歴とともに開示いたします。組み込み作業完了までの期間につきましては、従来同様の履歴開示を行います。
    今回発見された上記1.(2)の参考データにつきましては、取引履歴ではないものの、お客様からのご要望に応じて対応させていただきます。対応開始時期は上記同様2013年5月末を予定いたしております。

    (2) 態勢の整備等
    今回の調査結果を受けて、新たに発見されたデータのうち、取引履歴に該当するデータを追加した取引履歴開示システムを構築するなど、態勢の整備を図り、当該新システムの運用についての社員研修を行うことも含めて、今後とも適正な業務運営・管理に努めます。
  4. 個別のお問合せへの調査・対応
    2005年7月19日以降に弊社が開示したお取引データ及び上記1.(1)、(2)のデータに関するご質問は、下記「お客様相談センター」までお願いいたします。

    新生フィナンシャル株式会社 お客様相談センター
    電話番号:0120-019-208(受付時間 平日9:30~18:00)

新生フィナンシャル株式会社
代表取締役社長  杉江 陸